7月16日放送、日本テレビ系「仰天ニュース」





焼肉酒家えびすで起きたユッケ集団食中毒事件について特集。


この事件は、焼肉酒家えびすで出されたユッケから基準値以上のO157が検出された。
焼肉酒家えびすは店の看板メニューのユッケに使う肉が一時期に足りなくなって、いつもと違う食肉卸会社「大和屋商店」を利用。しかし、その食肉卸会社「大和屋商店」はずさんな衛生管理、加工過程での減菌処理、流通などすべてが問題だらけだった。





今回は、焼肉酒家えびす食中毒事件が特集されるので、社長が逆ギレしながら土下座した理由、その後について5ch情報をまとめてみた。



■目次

焼肉酒家えびす食中毒事件とは
焼肉酒家えびす社長逆ギレ
焼肉酒家えびす社長その後

焼肉酒家えびす食中毒事件とは



焼肉酒家えびす社長逆ギレ (3)



焼肉酒家えびす食中毒事件とは、2011年4月21日以降「焼肉酒家えびす」の富山・福井・神奈川の店でユッケなどを食べた客181人(5月15日時点)が腸管出血性大腸菌O-111による食中毒になり、5人が死亡、24人が重症となった事件。




石川県金沢市を拠点に焼肉レストランチェーン「焼肉酒家えびす(やきにくざかやえびす)」を経営していた創業者の勘坂康弘はいわゆる脱サラで「焼肉酒家えびす」を創業。一皿100円の豚バラや同280円の和風ユッケなどの低価格メニューを売りに業績を急拡大させ、北陸3県と神奈川県横浜市・藤沢市の郊外(ロードサイド)に出店していた。





富山県は4月29日から3日間、県内の2店舗(砺波店および高岡駅南店)に対し食品衛生法に基づく行政処分(営業停止命令)を下した。5月4日に4人目の死者が出たことを受け、5月6日付けでこの2店舗に対し無期限の営業禁止処分を下した。





参照wiki




目次にもどる

焼肉酒家えびす社長逆ギレ




焼肉酒家えびす社長逆ギレ (1)


焼肉酒家えびす社長・勘坂康弘は、謝罪会見で土下座、涙ながらに謝罪したことで世間から注目を集めたが、最初の会見ではなぜか逆ギレしているような態度だった。




食中毒が発覚後、勘坂康弘は最初の会見で記者の質問に対し「不法なことはしていない」ことを強調。食中毒の原因とされたユッケについては「どの店でもうちと同じように『生食用』表示のない肉をユッケにして出してる。今回を機に『生食用』表示のない肉を生で提供することを法で禁じてほしい」と法の不備を指摘していた。




その時の様子がまるで逆ギレしている様子だったことから、世間から批判を受けることとなってしまった。




なぜ勘坂康弘は当初、逆ギレしたような態度、言動をしてしまったのか?



実際問題として、納入業者の大和屋商店の方に原因があった。

裁判で明らかとなった衛生管理はかなりずさんであり、同じまな板で加熱・生食・内臓を処理しているなんてありえない。 洗浄しているかも怪しいレベルの内臓も同じまな板で処理していたようなので、菌の付着も大和屋商店に原因があるとされた。





この焼肉酒家えびす食中毒事件以降、卸した会社全部に影響が出たほどなので、大和屋商店の影響はかなり大きい。 隠し事や嘘も多く、大和屋商店の方の社長は一切出てこない。そういったやりきれない思いがあの逆ギレ会見となってしまったようだ。







目次にもどる

焼肉酒家えびす社長その後




焼肉酒家えびす社長逆ギレ (2)



焼肉酒家えびす社長の現在、その後はいったいどうなっているのか?



結論から言うと、焼肉酒家えびす社長は現在、金沢市内の運送会社でトラックドライバーとして働いている。


焼肉酒家えびすを経営していた社長として業務上過失致死傷容疑で書類送検されているが、嫌疑不十分として不起訴処分。大和屋商店の元役員2名についても嫌疑不十分で不起訴。フーズ・フォーラスは破産手続きが終わっているので、すべて解決した事件となっている。




加害者がはっきりしている食中毒は、障害となり、健康保険の対象から外れる。



なので、焼肉酒家えびす食中毒事件の被害者は実費治療となり、病室費用などを含めると一人2~3百万円ぐらいはかかっているはず。また、尿毒症や敗血症を併発すると人工腎臓透析が必要となり、その費用も一回あたり100万円ぐらいかかる。




賠償請求の裁判は行われているが、フーズ・フォーラスは破産手続きが完了しているし、大和屋商店にそんな支払い能力があるとは思えない。





おそらく賠償金の受け取りは不可能。


損害賠償の対象は医療費、休業補償、飲食代は当然含まれる。その他にも損害が発生したとなれば、賠償する義務が発生する可能性はあるが、ほとんどの場合、賠償金は取れない。



まず、ユッケの食中毒が大和屋商店の管理が原因だったとすべて証明されてはいない。
また病院代などを支援したフーズ・フォーラスのしてくれた対応は非常に親切な対応だった。大手チェーンの飲食店なら、裁判が終わるまでこの様な対応はしてもらえない。この様な対応をしてくれたこともあり、 おそらく賠償金などを請求することはかなり難しい。



食品衛生法には罰則規定が無く、実際に食中毒事故が起きても、刑法上の業務上過失致死(傷害)での捜査が行われる。罰則規定が無い以上、食中毒が起きなければ事件にならない。



この焼肉酒家えびすと大和屋商店は、食品衛生法をはじめとした食品の安全基準を全く無視。なので任意加入の食品営業賠償共済からは、1円たりとも支払われていないはず。店に賠償能力が無ければ泣き寝入りするしかないので、食品衛生法の改善が必要だ。





スポンサーサイト