はじめてのおつかい 死亡事故 (2)


7月15日放送、日本テレビ系「はじめてのおつかい」2024


放送34年目を迎える「はじめてのおつかい」に恒例となった出演した子供のあれから何年後が放送される。



はじめてのおつかいは、幼い子供が「おつかい」に初めて出かける様子をスタッフが隠れて撮影する番組。 2022年の放送では「あれから21年」と紹介された当時、紫のお着物を着てお使いしてた「えりちゃん」が亡くなったを報じ、ネットが騒然となった。



もし子供が誤って事故死でもしたら、制作会社およびテレビ局側の責任になる。


車道を横断する際に横断歩道がある、無いでは僅かながら事故の可能性が高くなるし、車がよそ見をしながら走行してくることも可能性がないわけではない。



今回も過去の出演した子供が紹介されるので、2022年にネットを騒然とさせたはじめてのおつかい事故死のえりちゃんについてまとめてみた。






■目次

はじめてのおつかい2024とは
はじめてのおつかい事故死のえりちゃんとは
はじめてのおつかいは事故の危険がある?

はじめてのおつかい2024とは





記事内容


今回は、北は宮城・南は石垣島まで全国各地の子ども達の奮闘をお届けする「はじめてのおつかい」。桜井日奈子・ファーストサマーウイカ・藤岡弘、・辺見えみり・山里亮太(50音順)をゲストに迎え、8つのおつかいを見守る。


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公式サイト






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はじめてのおつかい事故死のえりちゃんとは




はじめてのおつかいと検索すると「死亡事故」「えりちゃん 事故死」などの不吉な検索サジェストが出現する。




その原因は、2022年に放送された『はじめてのおつかい!真夏の大冒険スペシャル2022』から始まった「あの子のあれから何年後」コーナー企画。この放送回で、過去に番組に出演した絵理(えり)ちゃんが不慮の事故死にあったことが放送されたことがきっかけ。


はじめてのおつかい 死亡事故 (1)



2022年のはじめてのおつかい放送時に「えりちゃんは3回忌を迎えた」と伝えられていたので、すでに亡くなっていたこと、24歳の時に事故死していたことを報告。



出演した当時5歳だった絵里ちゃんは、お茶のお稽古仲間だった当時4歳の由季ちゃんと一緒にお茶の師匠から頼まれ、はじめてのおつかいに挑戦。お寺でお茶室用のお花をもらい、神社で山から湧き出す幸水を汲みに行った絵理ちゃんと由季ちゃんは、途中で泣いてしまった由季ちゃんを絵理ちゃんが励ましながら、無事おつかいを成功した。


絵里ちゃんはその後も日本舞踊やミュージカルを学び、大阪芸術大学に進学。

子供のころからの夢だったミュージカル女優を目指していたが、信号無視をした車にはねられ、24歳で生涯を閉じたという。



はじめてのおつかい 死亡事故 (1)



なので、はじめてのおつかいをしていた子供が死亡事故にあったわけではない。



番組で死亡事故があったのはフジテレビ「めちゃイケ」とウッチャンナンチャンの「やるならやらねば」。


2001年10月にフジテレビ本社内で収録準備中に美術会社社員が重さ100kgのセットの下敷きになり、頭を強く打って即死する事故が起こった為、その影響で10月27日放送予定だった内容を急遽中止して「ターミネーター2 特別編」が放送された。



ウッチャンナンチャンの「やるならやらねば」は、1993年にコーナー企画で香港のロックバンドBEYONDのメンバー(ウォン・カークイ)がセットから転落して死亡した。




これらの事故は死亡事故となったためニュースになったが、テレビ番組の収録中の事故はあまり報じられていない。テレビ局側としては、報道機関が報道しないことによって国民に知らせないことも自由になっているので、身内の不祥事を報じることより「視聴率さえ取れる話題」を報じるだけになっている。



はじめてのおつかいも、いつ撮影中に事故や危険な事故にあう可能性があることを理解しないといけない。





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はじめてのおつかいは事故の危険がある?





はじめてのおつかいは、今年で34年目の放送となっており、視聴者の感覚では当たり前に感じている人も多いが、多くの国や地域では、親に未成年の子供を適切に監督する法的義務がある。



親が子供を外出させる場合、その安全を確保するための措置を講じる必要があり、子供の年齢や成熟度に応じて、親がどの程度の監督を行うべきかが判断される。例えば、非常に幼い子供に「おつかい」を任せる場合、その責任はより重大。



最近のはじめてのおつかいは、明らかに子供の身体に対して比例しない重い物を持たせたり、大きな荷物を持たせたり背負わせたりということに、番組のやらせ作り感が嫌らしく演出されている。



海外では、それをさせたのは親ということになり、親の判断が適切であったかどうかが法的責任が生じる。もし海外でこのような番組を行った場合、出演させた親が実刑判決を下ることになる。



小学校の低学年なら未だしも、まして未就学の幼児に「道中、自分(達)の身の安全はちゃんと自分(達)で守りなさい。」と言うのはあまりにも酷。体力的に弱く、とっさの判断力の乏しい幼い子供を、数多の危険から守ってあげられるのは身近にいる大人しかいない事も事実。




何が危険で何が安全か。

という判断は、日常生活レベルで普段から親が教えてあげていれば、はじめてのおつかいをしなくても子供は成長できる。これは、おつかいの練習ではなくて、次の1歩に進む勇気を与える為(達成感など)だとしても、おつかいなんては親の勝手な頼み事だし、何かあってからでは悔やんでも悔やみきれない。



現在、おつかいだけでなく、子供だけで外で遊ばせる事も出来なくなった世の中、親が自分の責任を感じ後悔するようなことがない判断をしていくしかない。






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