奈良小1女児殺害事件の犯人 (3)



12月12日、2004年11月17日に起きた奈良女児誘拐殺害事件がFNNで特集され、5chで話題になっている。





奈良女児誘拐殺害事件の犯人である小林薫死刑囚は、自分に子供と同じような年齢の子供を性的な対象に出来る異常な精神構造だった。事件当時、 奥さんや子供とは別居していたので、事件については全く関係は無いが、小林薫死刑囚の元妻・子供というだけで社会からの差別・偏見を受けてしまうのは必至。



今回は、小林薫死刑囚の生い立ちや家族について、5ch情報をまとめてみた。



■目次

奈良女児誘拐殺害事件とは
奈良女児誘拐殺害事件の犯人・小林薫容疑者の生い立ち
小林薫容疑者の子供や元妻の現在

奈良女児誘拐殺害事件とは




奈良小1女児殺害事件の犯人 (1)



奈良小1女児殺害事件は、2004年11月17日に日本の奈良県で発生した誘拐殺人事件。
犯人の小林薫(事件当時35歳)には本事件前にも、女児への強制わいせつ致傷事件などを起こして懲役刑に処された前科があった。




2004年11月17日、小林は奈良市内で帰宅途中の女児A(事件当時7歳:市立富雄北小学校1年生)を誘拐。その後、遺体を生駒郡平群町内に遺棄したほか、女児の携帯電話を使って女児の両親に対し「次は(女児の)妹だ」などと脅迫メールを送信した。



小林は、2006年に奈良地裁で死刑判決を言い渡された。
後に自ら控訴を取り下げたことにより死刑判決が確定、2013年(平成25年)2月21日に大阪拘置所で死刑を執行された(44歳没)。




参照wiki





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奈良女児誘拐殺害事件の犯人・小林薫容疑者の生い立ち







小林薫は決して許せない凶悪犯ではあるが、生い立ちはかなり不幸で壮絶だった。



小林薫は、大阪市住吉区の燃料店を経営する両親の長男として誕生するが、家庭は非常に貧しく、小林薫が小学生5年生になった頃から新聞配達のアルバイトで家計を助けていた。



父親はとても厳しい人で、小林薫は幼少期から日常的に暴力を振るわれていた。

そんな小林薫にとって唯一の味方である母親は、父親の度重なる暴力をいつも身をもって制止してくれていたのだが、小林薫が10歳の時に出産した弟が難産で、その時に母親を亡くしている。



母親の出産の際、医師から「母親を取るか、子供を取るか」との2択を迫られた父親が子供を選んだというので、その点でも小林薫の父親への憎しみは加速した。 さらに弟への感情も母親の命を奪った憎い存在となっていった。



その後、難産の末に誕生した弟に脳の障害が残ってしまったため、子供の面倒を見ていた祖母や父親は弟の介護で、小林薫は家族の愛を感じることが一切なかった。




精神鑑定の結果、小林薫はサイコパスでは無く、幼少期の頃に家族からの愛情を受けてこなかったので、人に対して接し方を知らなかった。小林薫は遺族に対して、挑発するような文章を送っているのは、これはサイコパスだから出来たのではなく、犯行当時に心神耗弱状態であったことが証明された。



幼少期の苦しみを耐え、その不安定な精神状態が歪んだ愛情となり、犯行を起こしてしまった。


なので犯行後、我に還り、自分が犯した罪を知り、仰天したみたいな状態だったそうだ。
心神耗弱とはそれほど恐ろしいので、小林薫の場合は、犯行の残虐性、前科、また本人自身も「社会復帰すれば同じ罪を犯すので死刑にして欲しい」と訴え、自ら控訴を取り下げた。






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小林薫容疑者の子供や元妻の現在




奈良小1女児殺害事件の犯人 (2)





小林薫は、事件前に離婚をしているので、子供や元妻は「小林」の性を名乗っていない。



5ch情報では、子持ちであることは確実のようで、事件当時の所在も特定されている。(現在は不明)



接見した弁護士の談によると、元妻や子供に対して申し訳ないと思う気持ちがあったようだ。ただ、それ以上に厭世観(人生は生きるに値しないものという絶望的な考え方)が強いので、世間に認められなかったという思いもあったようだ。




これれは、生い立ちに不幸なところがあったかもしれない。




しかし、許されることではないので、当然死刑ということになる。小林薫は、犯行後「第二の宮崎勤・宅間守を意図して犯行に及んだ」と供述している事から考えて、自分が起こした事件の報道を細かくチェックしていた筈。



心神耗弱状態と診断されてはいるが、裁判では小林被告に強制わいせつ致傷罪などの前科があることなどを踏まえ、「根深い犯罪傾向を有し、真剣に反省しておらず、更生の意欲もない」と指摘。



小林被告の成育歴にいじめなどの不遇な点があったことを考慮しながらも、「抵抗することもままならない幼少の女児で、性的被害にも遭っていることを考えると、被害者の数だけで死刑を回避すべきとは言えない。被告の生命でその罪を償わせるほかない」と裁判で指摘されている。




小林薫が出所したら、また再犯する可能性が高いと指摘されている
ので、死刑判決には当然の結果。 ちなみに、2013年2月21日に死刑が執行された最後の言葉は、「ふ・・風呂とちゃうんか」だった。



つまり、被害者の感情、世論、被告人の事情や社会的背景などを考慮して、一見単純に比較すれば判決が公平で無いように見えても、それは人間が考えて出した判決なので、当然の結果といえるだろう。







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