塔の上のラプンツェル声優 歌 違う (3)


2022年3月25日放送、日本テレビ系・金曜ロードショー「塔の上のラプンツェル」




ディズニープリンセスの中でも圧倒的大人気「塔の上のラプンツェル」が今夜放送。
この映画「塔の上のラプンツェル」は、2011年3月12日という東日本大震災と同じ日に公開日が重なってしまったため、当時は話題にすらされなかった。 作中では津波を連想させるシーンもあったり、メディアでの宣伝を配慮したのかもしれないが、ディズニー初のCGアニメーションという事で、クオリティが段違いに高い。




中でもキャラクターの表情、しぐさ、背景、色彩、全てがバランス良く配合されており、歌と音楽も素晴らしく、ラプンツェルが明るく元気で、魅力的なキャラが勢揃いしていて、ストーリーも王道でわかり易く、ラプンツェルの純粋でピュアな心には胸を打たれ、飽きることが一切ない。




管理人個人的には、酒場でのシーンが一番好きで、強面の大人達が愉快に歌を歌う展開が最高に面白い。 昔のディズニー作品のように「王子さま」と「出会った瞬間恋に落ちる」のではなく、それなりに時間をかけて親密な関係になるし、決して待ってるだけのプリンセスではない、というところは現実的。



そんな「塔の上のラプンツェル」ではあるが、この作品で声優を務めたしょこたんこと中川翔子が歌を歌うシーンで、突然違う声優に切り替わるという不思議な場面が5chでは注目されている。


今回は、「塔の上のラプンツェル」にまつわる謎、声優が違う理由について5ch情報をまとめてみた。






■目次

「塔の上のラプンツェル」とは
ラプンツェル声優の歌が違う理由
ラプンツェルの原作には性描写がある?

「塔の上のラプンツェル」とは



塔の上のラプンツェル声優 歌 違う (1)





『塔の上のラプンツェル』とは、2010年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品第50作目であり、初の「3Dで描かれるプリンセスストーリー」。



原作、グリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』を映画化。
ラプンツェルの日本での公開日は2011年3月12日。 東日本大震災の次の日なので、ラプンツェルの興行収入が25億程度。なので、日本では全くといっていいほど話題にならなかった。


参照wiki









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ラプンツェル声優の歌が違う理由





日本語版のラプンツェルの声は、中川翔子が担当している。

しかし、ラプンツェルが歌っているシーンは、小此木麻里という舞台女優が担当している。


塔の上のラプンツェル声優 歌 違う (2)


なぜ、声と歌で別の声優を起用したのか?5chでは、いろいろと推測されている。
管理人が調べたところ、ラプンツェルで声優と歌唱が違う人になった理由については、ディズニー公式のコメントが見つからなかったので、ネットに書いてある憶測でしかない。


一番、信憑性が高いと思われる理由は、中川翔子はJ-POPの歌手として歌唱力には定評があるが、アナ雪の松たか子のようなミュージカルで実績があるのに比べて、中川翔子はミュージカルの経験がないこと。



J-POPの歌手がミュージカルを歌う場合は、ミュージカルの歌唱法のレッスンが必要なので、ディズニー公式から許可が下りなかったと推測されている。




ディズニーは、アメリカでの著作権法「ディズニー法」と呼ばれるくらい、著作権の保護期間の延長に熱心な会社。噂では、元阪神の真弓選手の応援歌「♪まゆみ~まゆみ~、ほーむらん!」って球場の外野で応援してる連中にまで文句を言ったそうだ。




なのでラプンツェルの歌のシーンは、イメージを損なわせないために、ミュージカル経験者のプロの人が担当したと考えていいだろう。


しかし、最後のスタッフロールのテロップには中川翔子の名前しか出ておらず、「しょこたんが歌も担当してるのに、声が違う」と思った人が大勢いたので、このような噂が出回ってしまったのだろう。




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ラプンツェルの原作には性描写がある?


塔の上のラプンツェル声優 歌 違う



「塔の上のラプンツェル」の原作、1812年に製作されたグリム童話「ラプンツェル(髪長姫)」には、幼い子供向けなのに性描写がある。



映画「塔の上のラプンツェル」では、王子が大泥棒のフリン・ライダーに変えられていて、「妊娠」するシーンがあるのだが、原作ではその際の性描写を描かれており、妊娠するという展開は、原作でちゃんと描かれている。



具体的なシーンを挙げると、ラプンツェルがおばさんに「どうしたのかしら?最近服がきつくなったみたい」と言ったら、おばさんが「この恥知らず」と言ってぶたれるシーンがある。(これは妊娠していたということ)




他のグリム童話「千匹皮」と言う話では、娘が実の父に結婚を申し込まれるシーンもある。

グリム童話の時代には、残酷描写や性描写にはすごく厳しいと言う印象はない。それに本当に性描写の話は多いが、ストーリー上での話なので、規制するほどでもなかったが、現代には合わないと判断されたようだ。




もともとグリム童話は、いわゆる童話作家が書いた物語ではない。

ドイツに古くから伝わる民間伝承の収集に、読み物として面白く読ませるためや、子供が読んでわかるように、文章表現を変えたり、多少の脚色をほどこしたものばかり。


日本でも、民間伝承は、けっこう残酷な結末が多い。

かちかち山なんかは、おばあさんを残虐に〇したたぬきに、うさぎが復讐する話だし、怖い民間伝承にはいろいろ理由がある。話ができたのが、何百年も昔のことなので、生き物を〇すことや、性的な表現について、おおらかな時代であったこともある。



また民間伝承は大人が語り継ぐわけなので、性的描写や、怖い話が含まれているほうが刺激的で、怖いものみたさの心理で人気があり、より広まりやすい、という事情もある。




グリム兄弟が伝承を童話としてまとめた時代も、今から200年前のことだから、今よりは残酷な話や性描写の抵抗は少なかったのだろう。そもそも「子供向けの物語が出版される」ということ自体がなかったし、グリム兄弟によって出版された当初は、一般家庭の親が子供に買う本ではなく、民俗学的な興味から大人が購入したそうだ。


なので、人気のあるお話は、いじわるな敵役、けなげなヒロインといった、どの時代にも通じる、大人もわくわくする物語の基本のような要素が押えられているのかもしれない。







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