エヴァンゲリオン q 意味わからん
2021年1月22日(金) 放送、日本テレビ系・金曜ロードSHOW!「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版」
21時00分~22時54分





最新作公開に備え、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版」が今夜放送。
エヴァンゲリオンのストーリーは、作品を見る限り、個人的な解釈ではあるが、よく展開がわからないまま作ったシリーズ。その後、長く続くコンテンツをメインテーマとした結果、詳細設定まで明かさない、新解釈のシリーズを作ることになった。




アニメ版よりは解釈や表現が固まってきたものの、新新劇場版とか作る人が現れることを願って、詳細設定までガチガチに固めていなかったのだろう。 実際、色々な作品を見てきた人なら、Qの考察も容易い。





今回は、エヴァンゲリオンで5chでもっとも意味わからんとされているqについて簡単にまとめてみた。





■目次

エヴァンゲリオンあらすじ
エヴァンゲリオンをわかりやすく解説
エヴァンゲリオンqが意味わからん理由

エヴァンゲリオンあらすじ







物語の舞台は西暦2000年9月13日に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。





その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、国連直属の非公開組織・特務機関NERV(ネルフ)の総司令である碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン(EVA)初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられる。



当初はゲンドウの命令で、そしてEVA零号機のパイロットである少女綾波レイの負傷を目の当たりにしたため仕方なくEVAに乗っていたシンジだが、使徒との戦い、そして戦闘指揮官であり保護者役となった葛城ミサト、同級生鈴原トウジ・相田ケンスケらとの交流によって次第に自らの意思でEVAで戦うようになる。



第3、第4使徒を倒し、戦線復帰したレイとともに第5使徒を倒したシンジに、新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女惣流・アスカ・ラングレーが仲間に加わり、彼らは次々と襲来する使徒を迎撃し、たびたび窮地に追い込まれるも辛うじて勝利を重ねていく。



しかし、米国からNERV本部へと移管された新型機・EVA3号機の起動実験の際、3号機に寄生していた第13使徒が3号機を操り暴走をはじめたため、ゲンドウは3号機を使徒(敵)として処理することを決定。



レイの零号機とアスカの弐号機が倒されるが、それでもシンジが人間の乗っているEVAを相手に戦うことを躊躇したため、ゲンドウはEVAの自律型操縦システム「ダミーシステム」を起動させる。シンジの意思とは無関係に初号機は3号機を破壊し、コックピット(エントリープラグ)を握り潰す。そしてシンジは、そこに自分の友人、鈴原トウジが乗っていたことを知る。



自らが乗ったEVAの手で友人が足を切断する大怪我を負ったことで、シンジはEVAのパイロットを辞めるが、そこに強大な力をもつ第14使徒が現れる。迎撃したアスカの弐号機とレイの零号機も敵わず倒される。その窮地を目にしたシンジは再び自分の意思でEVAに乗ることを決め、使徒と戦い、そして最後はEVA初号機の暴走によって使徒を倒すことに成功する。



しかし第15使徒との戦いにおいてアスカが精神攻撃を受け廃人となり、レイも第16使徒との戦いでEVA零号機とともに自爆し命を落とす。
相次いで仲間を失ったシンジの前に新たなパイロット渚カヲルが現れる。シンジはカヲルに対して心を開いていくが、彼こそが最後の(第17の)使徒であった。



しかし、アダムと出会うという目的を果たせなかったことでカヲルは自分か人類のいずれか片方しか生き残れないとシンジに説き、シンジの乗るEVA初号機の手で殺されることを願う。シンジは困惑し逡巡するが、カヲルを初号機の手で握殺する。





人類補完計画が発動したことが文字情報のみで示され、その中で絶望し苦悩するシンジの精神世界が描写される。これまでの主要登場人物(カヲルを除く)が次々と現れてシンジに語りかけ、その問答の果てに、シンジは今までとは全く違う世界を見ることになる。


何の変哲もない学生生活を送るシンジと登場人物たち。母親(ユイ)も亡くなってはおらず、使徒もEVAも存在しない世界。その世界を見たシンジは「世界は自分次第であらゆる可能性がある」こと、そして「僕はここに居ても良いんだ」と気付く。そして登場人物たちから一同に「おめでとう」と祝福され、シンジは「ありがとう」と言って微笑んだ。




参照wiki



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エヴァンゲリオンをわかりやすく解説





wikiのストーリーを見ても意味不明な人もいるだろう。
エヴァンゲリオンの世界を簡潔にまとめると、遥か古代、「知恵の実」と「生命の実」が神によって地球に落ちる。これが、知恵の実を手にいれたのが人間、生命の実を手にいれたのが使徒。



使徒がNERVジオフロントに襲来する理由は、使徒は自らを生んだ「アダム」へと還る必要がある。しかし、使徒たちは、知恵を持たない。よって、ジオフロントの地下にある「セントラルドグマ」に存在する「第二使徒リリス」をアダムだと勘違いしている。だから、使徒たちはNERVを狙っている。



「黒き月と白き月」とは、白き月⇒南極に落下した、アダムの卵。(この落下をファーストインパクトと呼ぶ)黒き月⇒箱根に落下した、リリスの卵。裏死海文書(予言書的なもの)とL.C.L(後述)もともに見つかる。



人類補完計画とは、ZEELE(ゼーレ)という機関によって企まれた計画。

生命の実をもたない人間が「完全なる生命体」となって原罪から解放され、もう一度生まれ変わることを目的とした計画。



生命の実をもつ第一使徒アダムにより全ての使徒(サキエル~タブリス)が生まれる。(リリス、リリン以外)知恵の実をもつ第二使徒リリスによって第十八使徒リリン(人類)が生まれる。



ここでのポイントで


生命の実=無限の命(S2機関と呼ばれるもの)
知恵の実=科学技術(人類が持つもの)



これらを両方手にいれたものが「完全な生命体」となる。

そして、西暦2000年に「セカンドインパクト」(アダムの暴走による大災害。人類の半分が死亡)が発生する。



それから15年後。第三新東京市(現在の彦根市)に「第三使徒サキエル」が襲来する。ちなみに、人間は、「裏死海文書」の存在により使徒の襲来を知っていた。



「特務機関NERV(ネルフ)の最高司令官である碇ゲンドウ」に呼び出された少年「碇シンジ」(ゲンドウの息子)は、拒絶しながらも、NERVが開発した「凡庸人型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオン初号機」に乗ることを決意。



初号機を操作し、(暴走により)第三使徒サキエルを撃破する。
第四使徒シャムシエルは、命令を無視し、活動限界ギリギリで撃破。シンジは、エヴァに乗りたくないと、逃亡するも、NERVの「葛城ミサト」によって引き止められ、もう一度乗ることを決意する。



第五使徒ラミエルは、もう一人のパイロット「綾波レイ」の搭乗する零号機と共に、陽電子砲によって撃破。


第六使徒ガギエルは、ドイツから来日したパイロット「惣流=アス カ・ラングレー」の搭乗する弐号機によって撃破。


第七~壱弐使徒は、特に何もなく撃破。
第壱参使徒バルディエルは、弐号機の代わりにアスカの乗ることになった三号機に寄生し、初号機(ダミー システム)によって撃破されるも、アスカ重症。



第壱四使徒ゼルエルは圧倒的な強さで、危機に陥るも、初号機の覚醒により、撃破。


第壱五、壱六使徒は、それぞれ、レイとアスカの精神を蝕むも撃破。
第壱七使徒タブリス(渚カヲル)は、渚カヲルという人間として、シ ンジに近づく。




なぜ使徒がNERVジオフロントに襲来するのか?というと、使徒は、自らを生んだ「アダム」へと還る必要がある。 しかし、使徒たちは、知恵を持たない。 よって、ジオフロントの地下にある「セントラルドグマ」に存在する「第二使徒リリス」をアダムだと勘違いしている。




だから、使徒たちはNERVを狙っている。
人類補完計画の手順として、ロンギヌスの槍(巨大な槍。A.T.フィールド(自我境界)を中和するアンチA.T.フィールドを展開できる)によってアンチA.T.フィールドを展開し、ガフの部屋(後述)となった黒き月へと、ガフの扉となったリリス(もしくはアダム)によって誘導させる。





他にもいろいろあるが、これ以上は、説明はwikiにも書かれているので割愛する。
まとめると、人間の本来の姿を取り戻そうとする物語。最初の人間アダムと次の人間リリス。やがてリリスが人類を生み、人類は知恵(科学)と引き換えに無限の寿命を失ってしまう。科学を得たために起こした数々の人類の過ち。ゼーレという組織は人類に知恵を捨てて無限の寿命を取り戻し、人類に本来の姿を取り戻すために補完計画を遂行しようとするのが全体のストーリーとなっている。







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エヴァンゲリオンqが意味わからん理由




エヴァンゲリオン q 意味わからん (3)

「新劇場版エヴァンゲリオン:序・破・Q」の三部作は、アニメとは違う展開であり、特にエヴァンゲリオンqはネットでも「意味わからん」ストーリーとしてネットで物議を呼んでいる。






エヴァンゲリオンqのストーリーは、サードインパクト後宇宙に封印されていたシンジをヴィレ(ミサトたち)が回収、その後、綾波クローンがシンジを誘拐し、シンジはカオルと出会い心を開いていく。




ゲンドウに「リリスに刺さったロンギヌスとカシウスの槍を引き抜けばすべてをやり直せる」といわれ、カオルと共に13号機に乗り槍を抜く。しかしそれはゲンドウの罠(ゲンドウはユイに会うのが目的)で槍は2本とも同じもの(カオルも知らなかった)でインパクトが起こってしまう。チョーカーでカオルが死んで13号機が止まり、インパクトも停止。シンジは人間は入れない結界の中に落ちた後アスカに連れられてヴンダーにもどる。



これが、エヴァンゲリオンqのネタバレとなるストーリー。
なぜエヴァンゲリオンqが意味わからんとネットで言われているのかというと、テレビ版、前の劇場版をみていないと把握できない用語や内容に原因があるようだ。




例えば、インフィニティはどうして生まれたのか? についても、具体的なことは、現段階では分かっていない。ただ、Qで語られる「ニアサード・インパクト」という現象が関わっている可能性は高い。そもそも、この「ニアサード・インパクト」が、『破』のラストで発生した現象(シンジが綾波を助けるために初号機を覚醒させたアレ)が原因なのかも不明である。



ちなみに、エヴァンゲリオンqにまだ「インフィニティ」は登場していない。

あの赤い群像は「インフィニティのなりそこない」と言われている。つまり、失敗作か、まだ未完成ということ。5chの考察スレでは、人類補完計画によって、人類の魂が母なるリリスへと還り、一つの完全な生命体になった時。その完全なる生命体こそが、「インフィニティ」なのではないか?といわれている。



5chでは、ループ説というのがあり

序→破(エンドロールまで)→Q→序→破(エンドロール後)→新作と、「Q」で描かれているのは、破のもう一つの分岐点であり、カヲルが降臨し、覚醒した初号機にロンギヌスの槍が刺されていなかった場合の14年後。




エヴァンゲリオン q 意味わからん (2)

つまりバッドエンド。

そのため、本当の「破」の続きは次作「シン」でないと見ることが出来ないのではないのか? と予想もされている。そう考えると、最後に「またきっと会えるよ」って言った後 、 序で再び目覚「会える時が楽しみだよ。碇シンジ君」 というセリフにつながる。



破でシンジを助けるためにサードインパクトを止め 「さあ約束の時だ碇シンジ君。今度こそ君だけは幸せにしてみせる。」というセリフに、ちゃんとストーリーも繋がるし、ループ説が濃厚と5chでは考察する人が多いようだ。




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